K.H's Blog ~ライカM3、エキザクタ ヴァレックスとか

ライカM3やエキザクタ ヴァレックスで撮った写真たち。リコーGXRマウントA12+オールドレンズの写真も。たまにつぶやき。らせん階段と古い床屋のサインポールも充実!※写真の無断転載を禁じます。

<<アンジェニューでフランスを撮る 006  | ホーム | ヌヴェールのサン=テチェンヌ教会堂 その4>>

スポンサーサイト 

--.--.--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2012.08.23 VDGGライブ 

2012.08.24

久しぶりにライブを聴きに行った。

8月23日、クラブチッタにてヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター (Van Der Graaf Generator、以下VDGG)のライブを聴く。

知的にコントロールされた、最も美しい混沌――これがライブを聴いて思ったこと。

混沌とコントロール、本来相反する事項がここでは共鳴し、最高の音楽を奏でていた。

個人的にはただ騒音を出すだけの行為は音楽だとは思っていない。
また、ノイズを偶発的に出すことを音楽とも思っていない。

VDGGは違っていた。
ピーター・ハミルが伝えたい世界…人の持つ様々な苦悩、エゴ…そういったものを表現する方法として、
そして、表現すべきものとしてそこには混沌があった。
創造による混沌だったのだ。

ただ若さだけ、とか、力まかせなだけ、ではない。
熟知された響きを、円熟した3人が奏でる。それを聴けただけでも幸福だった。

それだけではない。

老人(失礼!)バンドにありがちな手抜きがないのだ。
過去の曲をただニコニコしながら演奏するのではなく、新たな表現=プログレッシブさを追い求めているのが分かるのだ。

当然、ピーター・ハミルの歌はすべて原曲のキーのまま。
時に優しく、そして驚くまでの絶叫まで、あらゆる声を出すのだ。
もちろん、年齢による衰えがなかった訳ではないが、
まさに表現として磨きのかかった、否、表現を追究した求道者の声だった。

特に印象的だったのが、ガイ・エヴァンスのバスドラム。

このバンドはベースがいないのだが、その分、説得力あるバスドラがボトムを支える。

そのリズムの良さ、重低音が混沌を支えている。そのことを実感した。

当然、ヒュー・バントンのオルガンも冴え、微妙なストップの操作なども見られて、実に音の響きに細やかなのがよく分かる。

かように実に音の響きをコントロールしながら、混沌を作りだす。その姿は随一であろう。

曲は、スコーチド・アースや、フライト、レミングス、Childlike Faith In Childhood's End、スティル・ライフ(アンコール)など、往年の名曲のほかは新作アルバムの曲など、最近の曲が中心。

正直、馴染みのない曲もあったが、円熟した演奏に身を委ねる楽しさがあった。

一番感動したのは、アンコール前のラストナンバー、Childlike Faith In Childhood's End。
最後のオルガンの音圧、ハミルの絶唱に思わず涙。

ライブで泣いたのはいつぶりだっただろう。
スポンサーサイト

テーマ : プログレ - ジャンル : 音楽

タグ : ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター Van Der Graaf Generator VDGG

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://battik.blog116.fc2.com/tb.php/4415-38c8fa25

 | HOME | 

プロフィール

K.H(元バッチク)

Author:K.H(元バッチク)
紆余曲折を経て、誰が付けたか名前はバッチク。
ライカM3とエキザクタ ヴァレックスをメーンカメラに、輝いている人々を撮ってます。モノ系では、レトロなサインポール、らせん階段、給水塔、ベランダ、教会、トラス、工場とかとか。
以前のメーン機材はリコーGXR。
たまに文書も書きます。

2012年4月、リニューアル。
2013年2月、らせん階段の写真、90アイテムに!
2013年4月、ライカM3始めました。
2013年11月、元祖35mm一眼レフ、Exakta VarexⅡaを投入!

月別アーカイブ
カテゴリー
タグリスト

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最近のコメント
検索フォーム
RSS
RSS登録er
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。