夏の終わりのサンバ2014 その2
2014.09.12


いくら諸氏がライカを最高のスナップカメラに推そうとも、
自分には、ライカは静物的なスナップでの使用が中心になりそうな気がする。というかそうなんだと思う。
レンジファインダーは動く対象には向いていない。
絞りを絞り、被写界深度を深くする、という方法もあるだろうけど、これらの写真のシャッタースピードは100分の1。
絞り値は4だ。
明るさだけ考えればもっとシャッタースピードを落とすこともできるが、動く対象ではそうもいかない。
ということは、秋の夕暮れのこうしたスナップはこれ以上絞れないわけで。
そうなると解放近くでしっかりとピントを合わせる必要が出てくる。
その時、ライカのレンジファインダーでは、いくら見やすくても合わせ辛いのだ。
羽とか、連続する形状のものは特に合わせ辛い。
そうなると一眼レフとなる。
エキザクタとなると、ミラーが上がって、撮りにくいのではないか、との意見もあるけど、
シャッターのタイムラグがほとんどないから、呼吸さえつかめば、それほどシャッターチャンスを逃すこともない。
しいて言えば、フィルムの巻き上げが素早くとはいかないので、連写は厳しい。
でも、ライカの巻き上げよりも遅いと感じたことはない。
いずれにせよ、ライカ=最高のスナップシューターはやや言い過ぎで、
静的なスナップで最高、ぐらいではないか。
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タグ : Exakta VarexⅡa エキザクタ ヴァレックス シュタインハイル オートテレキナー Auto-Tele-Quinar 135/3.5
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